使わないバックの収納方法!カビや型崩れを防ぐには?【2023/10/10】

10月は衣替えの季節。

かさばるバッグの収納に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?バッグをクローゼットの空きスペースに置くだけでは型崩れやカビが発生してしまうおそれがあります。お気に入りのバッグを来年もきれいに使うために、お手入れと収納のポイントをチェックしましょう!

■バッグの基本メンテナンス

バッグのカビや型崩れを防ぐには、日ごろからきちんとお手入れしておくことが大切です。そのうえで、収納する直前にも以下のメンテナンスをしましょう。

◎湿気がなくなるまで陰干し

バッグが湿っている状態で収納すると型崩れやカビの原因になります。まずは風通しのよい場所で乾かしましょう。直射日光に当てると紫外線によって変色や褪色の恐れがあるので、日陰で干すことがポイントです。

◎しっかりと汚れを落とす

一見キレイに見えるバッグも、見えないほこりや小さなゴミが付着しているものです。また、空気中や土壌に含まれるカビが付着している可能性も……。しばらく使用しないバッグは毛の柔らかいブラシで付着物を払い落とし、柔らかい布で全体をから拭きしておきましょう。

◎革製品には専用クリーナーや保護クリームを使用

革製品のバッグは専用のクリーナーを使用して磨き、保護クリームを塗っておくとよりよい状態を保つことができます。専用クリーナーは革の種類によって色落ちしてしまう恐れがあるため、目立たない箇所に試して問題がないかを確認してから全体に使いましょう。

■カビ・型崩れを起こさないための収納アイデア!

お気に入りのバッグをカビや型崩れから守るためにはどのような収納をすればよいのでしょうか。おすすめの収納アイデアをいくつか紹介します。

◎不織布の袋に入れて保管する

通気性がよくほこりをシャットアウトしてくれる不織布の袋は、バッグを収納するのにピッタリなアイテム。また、隣に収納しているものとのスレを防いでくれるため、「知らない間に傷がついていた」ということも防いでくれます。

◎バッグを置いて収納する場合はスノコを敷く

湿気は上から下へ降りていくため、下にスノコを敷いておくことで効率よく湿気を逃がすことができます。

◎保管中も適度にリフレッシュを

クローゼット等に保管する場合は月に1回程度扉を開放し換気を行いましょう。バッグの中には丸めた新聞紙などを入れておくと、湿気取りと型崩れ防止になります(インクの色移りにご注意ください)。湿気が特に気になる場合は、クローゼットの換気のついでにバッグの中の新聞紙も交換すると良いでしょう。

■もしバッグにカビが生えてしまったら?

大切なバッグにカビが生えてしまったらとてもショックですよね。でも、慌てないで以下の方法でカビの除去を試してみましょう。

◎天日干し

カビの被害がまだ少ない場合は、天日干しで改善できる可能性があります。固く絞った布でカビをやさしく拭き取り、バッグが日焼けしない程度に天日干しをしましょう。革製品の場合は仕上げに保護クリームなどを塗っておくとより効果的です。

◎消毒用エタノールで拭き取る

消毒用のエタノールはカビのタンパク質を分解してくれるため、バッグに発生したカビを落とすのにも効果的です。固く絞ったタオルでカビを拭き取った後に、消毒用エタノールを含ませたタオルでさらにバッグを拭いてしっかりと乾燥させて仕上げます。ただし、消毒用エタノールは革を変色させてしまうことがあるため、最初に目立たないところで問題がないかを確認しておきましょう。

◎重曹水でカビを除去

お掃除のあらゆるシーンで活躍する重曹は、バッグに発生したカビを除去するのにも使えます。「水100mlに対して重曹小さじ1」の重曹水を作り、乾いた布に含ませてカビをふき取りましょう。

■バッグが型崩れしてしまったときの対処法は?

カビと同様に困ってしまうのがバッグの陰干し。とっておきのバッグも形が崩れていては格好がつかないものです。一般的に型崩れをしたバッグを元に戻すには以下のような方法が効果的といわれています。

◎ステップ1:手作業で形を整える

バッグのへたった部分を手で引っ張ってあるべき形に戻しましょう。バッグの角部分は内側から押し出すようにして整えるのがポイント。革製品の場合は事前にオイルを塗ると革が柔らかくなり形を整えやすくなります。

◎ステップ2:新聞紙の詰め物で形を整える

手で修復した形を定着させるために、バッグの中に詰め物を入れます。バッグのしわを内側から伸ばすイメージで、新聞紙やタオル、Tシャツなどの柔らかいものをパンパンに詰めましょう。新聞紙のインクがバッグに移ってしまうことを防ぐために、詰め物を白い紙や不織布で包んでおくのがおすすめです。

◎ステップ3:風通しのよい日陰で1~2日間つるす

詰め物を入れて形を整えたら、風通しのよい日陰で1~2日間つるしておいておきましょう。つるすことで、再び型崩れが起こるのを防ぐことができます。

■おすすめの新作バッグ紹介!

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落ち着いた色味のコーデが多くなる秋冬は、明るいカラーのバッグを差し色に使うのがおすすめですよ♪

■収納前のお手入れでバッグの美しさが長持ち!

日頃のケアや収納時のメンテナンスをしっかり行えば、お気に入りのバッグを長く、美しく使用できますよ。季節の変わり目でバッグを片付ける際は、ぜひ紹介した方法を試してみてくださいね。

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